この度IBASHOでは、「中高学年児童のすこやかな自立の支援の場として求められる新BOPの充実化および民間委託を視野に入れた運営体制の見直しを求める要望書」を、11月15日に保坂区長宛に提出(佐藤美樹区議経由)、それに先立つ11月8日に渡部教育長に手渡しさせていただきました。
わたしたちは、世田谷区の子ども政策の基本方針が、IBASHOの願いと大枠共通すると考えます。
この要望書は、「中高学年児童の自立過程を大人がどう支援できるか」にフォーカスし、その支援拠点としてのBOPの役割に注目し、現状の課題をふまえた今後の充実策を提言・要望するものです。
目標は「子どもたちにとってより良い放課後を!」これに尽きます。
要望の内容 抜粋
① 「学校・家庭・地域等と協力しての遊びの環境づくりへの支援」の充実化
② 民間委託の検討、試行
前①を実現するために、地域からの支援をコーディネートする技量を備えたNPO法人などへの委託を視野に入れ、持続可能な体制づくりを一歩先に進めて検討いただくことを合わせて求めます。
①および②により、BOP の充実化の一例として次のようなことに取り組むことが考えられます。
「放課後子ども教室機能の充実」
「BOP終了時刻の繰り下げ」
「BOPでのお弁当食」
保護者が在宅する家庭と同様に昼食時に帰宅することも「自立」の一貫である、という理由から、現在4年生以降は原則としてBOPでお弁当を食べることができませんが、土曜日や長期休み中、留守番児童は遊び場を離れ、わざわざ孤食を促されていることになります。子ども・親どちらの視点からも「誰かと一緒にお弁当を食べられる場」への要望があることがわかっており、特に夏休みには関しては、行き帰りの熱中症や食中毒の懸念も生じます。BOPでのお弁当食を可能にするやり方は、工夫次第で必ずあるはずです。
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