【8月26日(金):弦小卒業生のお話】
地域で子育て支援をしている弦小卒業生のお話を聞きました!
内容:ベビーブームの時だった。
・一クラス60人はいた。
・垣根から垣根へ赤ちゃんまで渡していたのよ、そういう社会を取り戻したいの。
・小泉公園には、どぶ川がながれていてね。自転車の練習をした。〇〇をとったりした。でも、私は公園はあまり好きじゃなかった。
・路地ごとに軍団があるの。軍団でしかけるの。一緒に城山公園まで行ったりしたけど、おいてかれて、泣きながら帰ったりもしたな。
・道にどぶがあってね。一か所、石が外れていたの。3つ下の妹がどぶに落ちるんじゃないかと一瞬思ったんだけど、やっぱり落ちちゃって。軍団みんなで助けた。中からおばあちゃんが出てきて、あらあら大変だと大騒ぎだった。。私が1年生、妹が小学校に入っていないとき。
・軍団は7~8人くらいかな。1年生から6年生までいた。やんちゃな男の子がリーダーになってね。ウェストサイドストーリーを見ると思い出す。軍団が私の原風景。自分たちの「路地」という意識が強かったか。自分たちの街。敵がいるから、ここは自分のところ、と思うのよね。
・石けりしたり、絵を書いたり、あ、でも土だったかな。けんだま、めんこ、今、2階でやっている遊びは全部路地でやっていた。
・お隣が大工さんでね。なんでもちょっと作れた。手に職をもった人が多かったからね、自分の手をつかって、身近感にあふれていた。砂、じゃり屋さん、豆腐屋さん、葬儀屋さん。
紅白の時、私がやぶった障子をずっと張り替えてた。寒くてねー。
豆腐屋さん、なくなっちゃいましたね、とお肉屋さんに伝えたら、それが最高の答えなの。「商店街に、1つはタンパク質屋さんがないとねー」って。商店街の言葉が大好き。やおこーさん、あるでしょ、あそこはおばあちゃん、お母さん、わたしと三代お世話になっている。昔はね、やおこーさんが、うちまできて、漬物のたるに漬物をつけてくれたの。はるちゃんは、かならず「おばあちゃん元気?」というの。私は、どこのおばあちゃん、とかえす。そういう無駄な話をたくさんするの。劇は「おばあちゃんて言わないで」というセリフからはじめましょう(笑)
・商店街で、みんな、「かわいい」「かわいい」と育てられた。かわいいと言ってもらって育ったの。この間あるお母さんが、私の子ども、かわいいでしょうか、と聞くの。商店街を歩いて御覧なさい、って言ったら、歩いたみたい。まだよちより歩き。かわいいって、言ってもらえたみたい。みんな、声をかけられたいのよね。商店街のメンタリティも大切よね。まちのコミュニケーションの中で子どもは育つのよ。
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